「建設業許可って、自分で申請できないの?」「行政書士に頼まないといけないの?」——佐世保市・長崎県の建設業者様からよくいただく質問です。

結論から言うと、自分で申請することは可能です。ただし書類の収集・作成・役所対応に多くの時間と手間がかかります。この記事では、自己申請のメリット・デメリットと行政書士に依頼する場合の違いを解説します。

自分で申請することは可能

建設業許可の申請は行政書士への依頼が義務ではありません。申請者本人(法人の場合は役員等)が自分で申請書類を作成し、長崎県に提出することができます。

✅ 長崎県の申請書類・手引きは公開されている

長崎県のホームページから「建設業許可申請の手引き」と申請書様式をダウンロードできます。手引きを読み込めば自己申請の知識を得ることができます。ただし手引きは100ページ以上あり、内容も複雑です。

自分で申請するメリット・デメリット

自分で申請するメリット
  • 行政書士報酬が不要
  • 申請内容を自分で把握できる
  • 許可の仕組みを深く理解できる
自分で申請するデメリット
  • 書類収集・作成に数十時間かかる
  • 平日日中に役所に出向く必要がある
  • 書類の不備で補正・やり直しが発生する
  • 要件判断を誤ると申請が通らない
  • 本業への影響が大きい
⚠ 時間コストを考えると必ずしも安くない

行政書士報酬を節約できる一方、書類収集・作成・役所対応に費やす時間は「本業を休む時間」でもあります。1日の売上・工賃と比較して、どちらが合理的かを考えることをおすすめします。

自分で申請する場合に必要な書類

建設業許可の申請に必要な書類は多岐にわたります。主なものを以下にまとめました。

申請書類(作成が必要なもの)

建設業許可申請書様式第1号
役員等の一覧表様式第1号別紙1
営業所一覧表様式第1号別紙2・3
専任技術者一覧表様式第1号別紙4
工事経歴書様式第2号
直前3年の工事施工金額様式第3号
財務諸表様式第15〜18号
誓約書様式第6号
経営業務の管理責任者証明書様式第7号
専任技術者証明書様式第8号

添付書類(収集が必要なもの)

登記事項証明書法務局で取得
納税証明書税務署・県税事務所で取得
身分証明書本籍地の市区町村で取得
残高証明書金融機関で取得(申請前30日以内)
資格証明書の写し国家資格の場合
請負契約書・注文書等実務経験証明の場合
⚠ 書類の取得先が複数にわたる

添付書類の取得先は法務局・税務署・県税事務所・市区町村役場・金融機関など複数にわたります。すべて平日の日中に対応が必要で、現場が忙しい建設業者様には大きな負担になります。

長崎県の申請手続きの流れ

長崎県知事許可の場合、令和6年4月から原則gBizIDによる電子申請となっています。紙での申請も可能ですが、長崎市の県庁(または郵送)への提出が必要です。

  • gBizIDの取得(事前に申請・取得が必要。取得まで数日〜2週間かかる場合あり)
  • 申請書類の作成・電子申請
  • 審査期間(通常30〜45日)
  • 許可証の受領
✅ gBizIDとは

gBizIDとは、国が提供する法人・個人事業主向けの認証システムです。建設業許可の電子申請にはgBizIDの取得が必要です。取得には申請から数日〜2週間かかる場合があります。当事務所ではgBizIDを利用した電子申請を代行しています。

自分で申請が難しいケース

以下のようなケースは特に自己申請が難しく、行政書士への依頼をおすすめします。

  • 実務経験で専任技術者の要件を証明する場合 ― 証明書類の準備が複雑
  • 経営業務の管理責任者の経験証明が必要な場合 ― 古い書類の収集が必要
  • 複数業種を同時に申請する場合 ― 書類が大量になる
  • 要件を満たしているか判断が難しい場合 ― 申請が通らないリスクがある
  • 急いで許可が必要な場合 ― 書類の不備で時間を無駄にするリスクがある
  • 決算変更届の未提出がある場合 ― 過去分の対応が必要

行政書士に依頼するメリット

  • 書類収集から申請まですべて代行。本業に集中できる
  • 要件の確認・判断をプロが行うため申請ミスのリスクがない
  • gBizID電子申請で窓口に出向く必要なし
  • 登記簿謄本・納税証明書等の書類取得も代行
  • 取得後の期限管理・更新案内も継続サポート
  • 決算変更届・経審など関連手続きも一括依頼できる

自分で申請できるか、まず無料で確認します

「自分で申請できそうか」「行政書士に頼むべきか」気軽にご相談ください。

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よくある質問

Q 自分で申請した場合、どのくらいの時間がかかりますか?

ケースによって異なりますが、書類の調査・収集・作成に数十時間〜数百時間かかることもあります。また、書類の不備があると補正が必要になり、さらに時間がかかります。現場が忙しい時期は特に難しい作業となります。

Q 長崎県の建設業許可申請書類はどこで入手できますか?

長崎県のホームページ(土木部監理課)から申請書様式と「建設業許可申請の手引き」をダウンロードできます。手引きは100ページ以上あり、申請に必要な書類・記載方法が詳しく説明されています。

Q 書類に不備があった場合はどうなりますか?

書類に不備があると「補正」が求められます。補正対応のため追加の書類提出や修正が必要になり、許可取得までの期間が延びます。当事務所に依頼いただいた場合は、補正対応も含めて対応しますのでご安心ください。

👤
鶴田 雄一郎
行政書士(長崎県行政書士会会員)

行政書士鶴田雄一郎事務所代表。佐世保市を拠点に、建設業許可・産業廃棄物収集運搬業許可・経営事項審査など、建設業に関する許認可手続きを専門にサポート。

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「自分で申請できるか確認したい」だけでも大歓迎です。

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