「長崎県や佐世保市が発注する公共工事の入札に参加したい」——そういったご相談を建設業者様からいただくことが増えています。

公共工事の入札に参加するためには、建設業許可の取得から経営事項審査(経審)の受審、そして各発注機関への入札参加資格申請まで、複数の手続きが必要です。この記事では、佐世保市・長崎県での公共工事入札参加に向けた手続きの全体像をわかりやすく解説します。

公共工事入札に参加するための3ステップ

01

建設業許可の取得

公共工事を直接請け負うには建設業許可が必須です。まだ取得していない場合はここからスタートです。

02

経営事項審査(経審)の受審

建設業許可業者が公共工事を直接請け負うために必須の審査です。毎年受審が必要です。

03

入札参加資格申請

長崎県・佐世保市など参加したい発注機関ごとに資格申請を行います。経審の結果通知書が必要です。

✅ 下請工事なら経審は不要

経営事項審査が必要なのは、公共工事を元請として直接請け負う場合です。公共工事の下請として施工する場合は経審は不要です。

ステップ① 建設業許可の取得

公共工事を直接請け負うには建設業許可が必要です(建設業法第3条)。許可を持っていない場合は、まず建設業許可の取得から始めましょう。

  • 長崎県内のみに営業所がある場合 → 長崎県知事許可
  • 複数の都道府県に営業所がある場合 → 国土交通大臣許可
  • 許可取得から審査まで通常30〜45日かかる
⚠ 建設業許可がないと経審を受けられない

経営事項審査は建設業許可業者が対象です。まだ許可を持っていない場合は、先に建設業許可を取得する必要があります。当事務所では建設業許可の取得から経審・入札参加資格申請まで一貫してサポートします。

ステップ② 経営事項審査(経審)の受審

経営事項審査(経審)とは、公共工事を直接請け負う建設業者が受けなければならない審査です(建設業法第27条の23)。経審を受けると総合評定値(P点)が算出され、この点数をもとに各発注機関への入札参加資格申請を行います。

経審申請の流れ

決算変更届の提出

直近の決算に基づく決算変更届を長崎県に提出します。決算終了後4ヶ月以内に提出が必要で、経審の前提条件です。

経営状況分析申請

登録経営状況分析機関(民間)に財務諸表等を提出します。結果通知書の取得まで1〜2週間程度。

経審申請(長崎県へ)

gBizIDによる電子申請で長崎県に申請。結果通知書の受領まで申請月の翌々月下旬頃。

結果通知書の受領

総合評定値(P点)が記載された結果通知書を受領。有効期間は審査基準日から1年7ヶ月。

✅ 経審は毎年受審が必要

経審の有効期間は審査基準日(決算日)から1年7ヶ月です。公共工事を継続して受注するためには毎年受審が必要です。当事務所では毎年のスケジュール管理もサポートします。

ステップ③ 入札参加資格申請

経審の結果通知書を受領したら、参加したい発注機関ごとに入札参加資格申請を行います。申請先は発注機関ごとに異なります。

🏛️ 長崎県

長崎県が発注する公共工事への参加資格申請。定期申請は2年に1度。随時申請も受付中。長崎県電子申請システムで申請。

🏙️ 佐世保市

佐世保市が発注する公共工事への参加資格申請。佐世保市の入札参加申請システムで申請。建設工事・測量・コンサルタント等に分かれる。

🗾 国(九州地方整備局)

国が発注する公共工事への参加資格申請。国土交通省の電子申請システム(GEPS)で申請。大臣許可業者が対象。

🏘️ その他の市町村

長崎県内の各市町村(諫早市・大村市・平戸市等)が発注する工事への参加資格申請も可能。各市町村ごとに申請が必要。

長崎県・佐世保市の入札参加資格申請について

長崎県への入札参加資格申請

長崎県知事許可業者の定期申請は2年に1度行われます。定期申請期間以外でも随時申請が可能です。申請方法は長崎県電子申請システムによるオンライン申請です。

  • 経審の結果通知書(有効期間内のもの)が必要
  • 資格認定は申請月の翌々月の初日から
  • 有効期間は認定日から2年間(定期申請の場合)
  • 随時申請も受け付けており、経審受審後いつでも申請可能

佐世保市への入札参加資格申請

佐世保市が発注する公共工事の入札に参加するには、佐世保市への入札参加資格申請が必要です。建設工事・測量・建設コンサルタント等の区分があります。

  • 経審の結果通知書が必要(建設工事の場合)
  • 定期申請と随時申請がある
  • 佐世保市の電子入札システムで申請
✅ 複数の発注機関に同時申請できる

長崎県・佐世保市・国など複数の発注機関に同時に申請することができます。発注機関ごとに書類・手続きが異なりますが、当事務所ではまとめてサポートします。

全体のスケジュール目安

建設業許可をまだ持っていない場合、公共工事の入札に参加できるようになるまでの全体スケジュールの目安です。

1月目

建設業許可申請

許可取得まで30〜45日。当事務所へのご依頼から申請まで2〜3週間で対応。

2月目

建設業許可取得・決算変更届提出

許可取得後、直近の決算変更届を提出(未提出の場合)。

3月目

経審申請

経営状況分析申請→経審申請の順に進める。

4〜5月目

経審結果通知書受領・入札参加資格申請

結果通知書受領後、長崎県・佐世保市等への入札参加資格申請を行う。

6月目〜

入札参加資格認定・入札参加可能に

資格認定後、公共工事の入札に参加できるようになる。

⚠ 早めの準備が重要

全体で5〜6ヶ月かかる場合があります。「今期から公共工事の入札に参加したい」という場合は、早めにご相談ください。

当事務所でまとめてサポートします

当事務所では、建設業許可の取得から経審・入札参加資格申請まで、公共工事入札参加に必要な手続きをワンストップでサポートしています。

  • 建設業許可の新規取得・更新
  • 決算変更届の作成・提出
  • 経営状況分析申請の代行
  • 経営事項審査(経審)申請の代行
  • 長崎県・佐世保市等への入札参加資格申請
  • 毎年の経審スケジュール管理

公共工事入札参加のご相談、初回無料です

「何から始めればいいかわからない」という段階でもお気軽にどうぞ。

0956-80-5233
平日 9:00〜18:00 / 土日祝・時間外もご相談ください
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よくある質問

Q 佐世保市と長崎県の両方に入札参加資格申請できますか?

はい、両方に申請できます。それぞれ別々に申請が必要ですが、当事務所ではまとめてサポートします。佐世保市・長崎県のほか、国(九州地方整備局)や県内の各市町村への申請も対応しています。

Q 入札参加資格のランク(等級)はどのように決まりますか?

経審の総合評定値(P点)と各発注機関が設定する技術等評価点数をもとにA・B・Cなどのランク(等級)が決まります。ランクによって参加できる工事の規模が変わります。P点を上げることでより大きな工事の入札に参加できるようになります。

Q 経審の有効期限が切れた場合、入札参加資格はどうなりますか?

経審の有効期限(審査基準日から1年7ヶ月)が切れると、入札参加資格が失効します。毎年経審を受審し、有効期限が切れないよう継続することが重要です。当事務所では毎年のスケジュール管理もサポートします。

👤
鶴田 雄一郎
行政書士(長崎県行政書士会会員)

行政書士鶴田雄一郎事務所代表。佐世保市を拠点に、建設業許可・経営事項審査・産業廃棄物収集運搬業許可など、建設業に関する許認可手続きを専門にサポート。公共工事入札を目指す建設業者様の経審・入札参加資格申請を継続的にサポートします。

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